センリョウの実 0021 進化の系統

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キノミノセンリョウという名前の、
 
センリョウの変種です。
 
 
品種でありませんから、人為的に作ったのでなく、
 
自然に自生しています。
 
 
交配により、雑種の生まれる可能性が、どれくらいかを、
 
私は知りません。
 
 
生殖の可能性は、生物の種(しゅ)の分類に、
 
決定的に重要ですから、
 
人為的な交配を、自然でないとして、
 
種(しゅ)未満の、品種のレベルにしか、
 
評価しないのは、文学にすぎません。
 
 
人為的には、人間と植物の交配も、可能ですから、
 
品種どころか、生物の概念を一変します。
 
 
人為的な交配を、種未満としか、評価しない道徳は、
 
特定の文学が、変更不能になっている人間の精神を、
 
根拠にしています。
 
 
廃れゆく生物学は、死にゆく人間を、根拠にしています。
 
 
生物の新しい分類学は、
 
生物の作り方と出来上がりの分類になるでしょう。
 
 

センリョウ目やセンリョウ科は、
 
コショウ科やモクレン類などと同様に、
 
双子葉類と単子葉類に、分かれるよりも前の、
 
古い被子植物の一群です。
 
 
ヒトリシズカやフタリシズカも、センリョウ科ですが、
 
花びらがなく、3本の雄しべが、一箇所から出ています。
 
 
雄しべの先でなく、根元に葯を付けますから、
 
よく見慣れている花の形と、違います。
 
 

白亜紀被子植物の化石も、センリョウ科や
 
コショウ科やモクレン類などばかりですので、
 
昔の被子植物の形態を残していると、考えられています。
 
 

私は、進化の系統を類推する手順や、
 
生殖の可能性などを知るのが、好きなので、
 
植物を採集して分類するのが、
 
子供の頃の趣味になりました。
 
 
今は、採集をせずに、写真に撮るだけですが、
 
昔の夢が蘇るような気持ちになりますので、
 
無意識にカメラを向けてしまいます。
 
 
婦人科医や泌尿器科医が、
 
無意識に人間の生殖器を撮影するのに比べて、上品です。
 
 
一番下品なのは、精神科医ですが、
 
事実や精神や論理法則などによる知覚が、
 
変更不能になった進化の系統は、
 
いつ頃まで、遡ることが出来るのでしょうか。