2017-12-08 ヒマラヤシーダーの雄花序と毬果 0003 彼女(雌花序)を見たい 植物分類 ヒマラヤシーダー(ヒマラヤ杉)の、 花(雄花序12月)と実(毬果6月)。 わけのわからぬことを書くなと、怒る人もいないのに、 今日は普通の話を。 ヒマラヤシーダーは、 その名の通りに、ヒマラヤ原産ですが、 欧米や日本などの、温帯や暖帯の公園や街路に、 ごく普通に栽植されています。 雌雄同株の雌雄異花で、 いま、盛んに咲いている雄花序は、簡単に見られますが、 雌花序のほうは、5mmほどと小さく、 なかなか見られません。 私は、花咲く頃の、ヒマラヤシーダーの雌花序を、 撮影したことがありませんので、掲載できません。 受粉して、咲き終わると、実になり、 来年の6月頃までに、 松ぼっくりに似た毬果が、8cmぐらいに育ちます。 あたり前ですが、いまの雄花序は、毬果になりません。 実を結ぶのは、♀だけです。 その後は、紫色に熟して、 来年の今頃に、種を飛ばした後の、崩れた毬果の断片が、 地面に落ちているかも知れません。 枯れた松ぼっくりの形は、枝や地面に残りませんので、 残骸を見つけた人は、頭が悪くない。 雄花序のほうは、いま、咲き終わると、 茶色に枯れて、地面に落ちてから、 風に吹き飛ばされて、土に返ります。 ヒマラヤシーダーなんて、公園の樹木ですから、 つまらないと、お思いでしょうが、 それを写真に撮る私は、もっと、つまらない人間かも。 そのブログを読む人は、どんな人かと、 私は想像しません。