植物分類
ジンチョウゲ科ですので、常緑の沈丁花と同じように、 2月に咲いても良さそうですが、 東京の三椏は、3月の中頃まで、咲きません。 香りもありませんが、 落葉樹の中でも、葉の開く前に、花が咲きますので、 梅や桜のように、人間に可愛がられています。 そ…
マンサクは、 蕾(つぼみ)が綻(ほころ)びましたので、 週末に、咲くでしょう。 鎌倉ですが。 後ろの白いのは、お寺の障子です。 マンサクの枯葉は、 もぎ取らなければ、春まで落ちませんから、 一葉二葉を残して、 わざと、この姿を作っています、たぶん…
手入れをしなくても、 年中、地面を覆ってくれる常緑の、小さな低木ですが、 茎が地上を這い、繋がっていますので、群生します。 雌雄異花ですが、同じ花序の一番下に、雌花が付き、 上のほうは、全部雄花です。 雌花には、雄しべや花びらがなく、 雌しべの…
遠くから見て、白い実はナンキンハゼと思いましたが、 お寺の池の傍に、街路樹の大木も、変ですから、 センダンでないかと、訂正しました。 孫が、私よりも早く、木に近づき、 「栴檀と書いてある」と、大声で叫びますので、 私は、お手つきになりました。 …
キノミノセンリョウという名前の、 センリョウの変種です。 品種でありませんから、人為的に作ったのでなく、 自然に自生しています。 交配により、雑種の生まれる可能性が、どれくらいかを、 私は知りません。 生殖の可能性は、生物の種(しゅ)の分類に、 …
山茱萸を、日本の山で見たことがありません。 朝鮮半島や中国大陸に、自生しているそうですが、 漢方薬の原料として、日本に輸入されて、 栽培されています。 滋養強壮になるそうですが、効くとは思えませんから、 迷信と健康保険を使い、製薬会社に、 政府…
枝に、まだ、実が残っていました。 翼果(よくか)と言い、 果実全体が、薄っぺらな翼状です。 中に入っている1個かぎりの粒が、種(たね)でして、 けっして、中に入ってるのが果実で、 その外側に翼状の付属物が発達しているのでありません。 柿や茄子の…
今が見頃の、正真正銘の冬の花と言うべきか、 早春の花が、早く咲いているだけと、言うべきか、 少なくとも、秋の花が、遅れて咲いているのではない。 メギ科メギ属ですから、メギ科ナンテン属に、近く、 モクセイ科モクセイ属のヒイラギに、近くありません…
蔵前に近い浅草橋3丁目のメタセコイアです。 高さ28mとか。 毎年、11月末から1ヶ月間、LEDが灯るそうですが、 メタセコイアも、重いのでないかと、思いやられます。 生きている化石として、発見された針葉樹ですが、 葉が柔らかく、 いつまでも、触ってい…
蔓性の常緑樹ですが、 冬に乾燥すると、落葉するのかも。 鎌倉のお寺の庭では、半落葉樹と言うべきでした。 和名は、カズラと、ズになっていますが、 「かつら」でなければ、意味が通じませんから、 カヅラでないと、座りが悪い。 名にし負はば 逢坂山のさね…
昔は、ガガイモ科(Asclepiadaceae)と 言われていましたが、 今は、キョウチクトウ科(Apocynaceae)に含められて、 ガガイモ亜科(Asclepiadoideae)とするのが、 普通です。 Asclepias curassavica(トウワタ) APG(Angiosperm Phylogeny Group)分類体…
大阪の、私のマンションの近所では、まだ咲いている、 というだけの写真です。 1980年頃に、Cassiaを、 Genus(属)でなく、Tribe(族)に格上げした分類では、 その下に、 Cassia(ナンバンサイカチ)属, Chaemaecrista(カワラケツメイ)属, Senna(セン…
大阪上本町の正念寺という浄土宗のお寺の、五輪塔。 私の通っていた高校の近くで、懐かしく、 シャッターを切らざるを得ない気持ちになりました。 五輪塔は、地水火風空を表わしていますが、 地が四角で、水が丸、火が三角を意味する笠形で、 このあたりまで…
ヒマラヤシーダー(ヒマラヤ杉)の、 花(雄花序12月)と実(毬果6月)。 わけのわからぬことを書くなと、怒る人もいないのに、 今日は普通の話を。 ヒマラヤシーダーは、 その名の通りに、ヒマラヤ原産ですが、 欧米や日本などの、温帯や暖帯の公園や街路に…